筑後川花火大会は、福岡県久留米市で開催される、350年以上も続く歴史ある花火大会です。1万8千発もの花火が打ち上げられ、西日本最大級の花火大会として大変人気があります。
筑後川花火大会の日程等の概要、起源、見どころ、場所、アクセス、穴場スポット、駐車場、ホテルなどについてまとめました。どうぞ参考にしてください。
筑後川花火大会の場所
筑後川花火大会の日程等の概要
筑後川花火大会はで、日程等の概要は次の通りです。
■名称 第358回 筑後川花火大会
■開催日時
2017年8月5日(土) 19:40~21:10
※曜日に関係なく、毎年8月5日に行われます。
■荒天の場合
小雨決行(荒天時は8月7日、9日、11日のいずれか1日に延期)
■打ち上げ場所
●水天宮下河川敷対岸
●篠山城跡下河川敷対岸
■打上数
1万8000発
■人出
2015年の人出 45万人
■有料席
なし
■問合せ先
TEL 0942-32-3207 筑後川花火大会実行委員会
またはTEL 0942-31-1717(久留米観光コンベンション国際交流協会)
■公式サイト
筑後川花火大会の場所とアクセス
筑後川花火大会の打上場所は2か所、観覧場所は6か所あります。
こちらの地図をご参照ください。 →花火大会MAP
メイン会場のひとつ、京町会場へはJR久留米駅から徒歩10分と、大変便利です。
もう一つのメイン会場 篠山会場にはJR久留米駅から徒歩15分です。また、西鉄久留米駅からシャトルバスが久留米大学病院前まで運行されます。また西鉄では臨時電車が運行されます。
■打上場所
●京町会場対岸(水天宮下河川敷対岸)
●篠山会場対岸(篠山城跡下河川敷対岸)
■観覧場所
A.京町会場
二千年橋~長門石橋の水天宮前左岸河川敷
【アクセス】JR久留米駅から、徒歩10分
対岸が打上場所であるメイン会場です。大変人気があり混みます。
正面で展開する大迫力の「ナイアガラの滝」が近くで見えます。
B.みやき会場
豆津橋より上流側の右岸河川敷
【アクセス】西鉄バス41番、45番の豆津バス停で下車
京町会場、篠山会場よりは人出は少な目です。
C.長門石会場
長門石橋周辺の右岸河川敷
【アクセス】西鉄バス40番の福祉センター前バス停で下車
D.鳥栖会場
佐賀県鳥栖市、右岸の下野町運動広場
【アクセス】肥前旭駅より徒歩30分
E.篠山会場
長門石橋~豆津橋の久留米城前左岸河川敷
【アクセス】
●JR久留米駅から、徒歩15分
●西鉄久留米駅より路線バスまたはシャトルバス。大学病院前バス停より篠山会場まで徒歩約10分
対岸が打上場所です。大変人気があります。
篠山会場でも、大迫力の「ナイアガラの滝」が真正面に見えます。
F.小森野会場
小森野橋~二千年橋の右岸河川敷
【アクセス】宮の陣駅より徒歩20分
打ち上げ場所の篠山会場の花火が良く見えます。
京町会場、篠山会場よりは人出は少な目です。
筑後川花火大会の穴場スポット
筑後川花火大会は45万人もの観客が訪れる大人気の花火大会で、会場は大変混雑します。しかも有料席はないので、早めに行って場所取りをしなければなりません。
しかし、筑後川河川敷は大変広いため、花火打上1時間前に行っても、立錐の余地もないというほどのことはなく、花火は十分見られます。
それでもできるだけ混雑の少ない場所でゆったりと花火見物をしたいですよね。
おすすめの花火観覧穴場スポットをいくつかご紹介します。
★豆津橋周辺
Bみやき会場の近くの豆津橋の下の河川敷がおすすめです。京野会場と篠山会場の両方の花火を一度に楽しめます。それほど混んでいません。
★久留米市役所前の広場
【アクセス】JR久留米駅から、徒歩10分
花火の打ち上げ会場からは離れているので、仕掛け花火などは見られませんが、前方に視界を遮る建物等がないため、花火がよく見えます。JR久留米駅から近くて便利です。
★ゆめタウン久留米店の屋上
〒839-0865 久留米市新合川一丁目2-1TEL:0942-45-7100
2017年も花火大会当日に屋上の駐車場が開放されます。屋上の一部が花火専用観覧場所になり利用できます。ショッピングセンターなので飲食物やトイレの心配もなく、小さなお子さんと観覧するのも安心です。
筑後川花火大会の起源
慶安3年(1650年)、久留米藩2代藩主有馬忠頼公は水天宮に社殿社地を寄進しました。筑後川花火大会の起源は、その落成にあたって発揚したことによります。「水天宮奉納花火大会」として続きましたが、昭和40年に「筑後川花火大会」と名前が変わりました。
筑後川花火大会は2017年に第358回をむかえ、日本で最も古くから続いている花火大会として有名です。なお、現在は「水の祭典久留米祭り(8月3日~5日)」の一環として同祭りの3日目のイベントとなっています。水の祭典久留米祭りは水天宮奉納花火の歴史とは直接関係ありません。
筑後川花火大会の見どころ
筑後川花火大会の見どころは何といっても打上数が多いことです。
正味1時間半、1万8000発というのは、西日本屈指の大スケールであり、全国的に見ても最大級の花火大会です。
打上数が多いだけではありません。大人気なのは「ナイアガラの滝」です。
他の花火大会ではナイアガラの滝は大体1か所ですが、筑後川花火大会では2つの打ち上げ会場で同時に点火されるのです。これが大変魅力的で迫力も2倍ですね。
フィナーレも圧巻で、スターマインの連射がこれでもか、これでもか、というくらい長く続きます。
JRの駅から会場が近いのも魅力です。遠方からも来やすいです。
筑後川花火大会の駐車場
筑後川花火大会当日には交通規制もあり、花火大会にはできるだけ公共交通機関の利用が推奨されています。それでも遠方からなど、車で行きたいという方もいらっしゃるでしょう。
花火大会会場付近には駐車場が設けられていませんので、駐車場に車をとめて、電車、バス、シャトルバス、徒歩などで会場にいらしてください。
近隣の道路や駐車場は大変混雑しますので、車の方は早めの到着をおすすめします。
筑後川花火大会の駐車場案内
★久留米市内の駐車場
久留米市内の駐車場は下記のページをご参照ください。
★鳥栖市内の駐車場
鳥栖市内に駐車し、JR鳥栖駅から久留米駅まで電車で行き、花火を見るというアクセス方法があります。また久留米駅に行かなくても、鳥栖会場で花火を見ることもできます。
花火大会当日に例年無料開放される、JR鳥栖駅前のベストアメニティスタジアムの駐車場(1000台)が、2017年には使えないことになりました。(サッカーの試合と重なったため)
大変残念ですが、鳥栖市内に駐車する場合には、他の駐車場をご利用くださいね。
下記のページをご参照ください。
★博多周辺
博多に宿泊し、博多から久留米まで新幹線で往復し、花火を見るという方法もあります。
博多のホテルの駐車場にとめるか、または博多の駐車場を利用する場合は下記をご参照ください。
筑後川花火大会の交通規制
筑後川花火大会の会場周辺では、18:30~22:00まで交通規制がありますので、ご注意くださいね。
筑後川花火大会の交通規制については、こちらの地図をご参照ください。 →花火大会MAP
また下記もご参照ください(情報が古いかもしれませんが)
筑後川花火大会のホテル
筑後川花火大会は西日本最大級の花火大会です。全国的に見ても、打上数1万8千発の花火大会は数少ないです。ですから、福岡県内だけでなく、九州やもっと遠方からも多数の観客がやってきます。
ですから、ホテルは早めの予約をおすすめします。
★久留米市内のホテル
久留米市内のホテルはこちらをご参照ください。
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★鳥栖市内のホテル
鳥栖に宿泊し、花火を見るというてもあります。
鳥栖市内のホテルはこちらをご参照ください。
>>鳥栖のホテルはこちら(楽天トラベル)
★博多のホテル
久留米市内や鳥栖市内でのホテルが満室であったり、ほかにもいろいろ観光したい場合には、博多に宿泊すると便利です。博多から久留米まで新幹線なら約20分で行かれます。遅い時間まで新幹線があります。
「九州新幹線日帰り2枚きっぷ」を利用すれば、博多から久留米までの新幹線往復が2,460円ですむのでお得です。(自由席)
詳しくはこちら →九州新幹線日帰り2枚きっぷ
博多のホテルはこちらをご参照ください。
まとめ
筑後川花火大会は350年以上もの歴史を誇る花火大会で、質・量ともに西日本最大級の花火大会です。「水の祭典久留米祭り」の3日目のイベントでもあるので、花火の他に祭りを楽しむこともできます。
大人気の花火大会なので非常に混雑しますが、河川敷は広いので立つところもないほど混むということはありません。
1万8千発の花火をどうぞ存分にお楽しみくださいね。
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