大曲の花火(正式には「全国花火競技大会」)は、秋田県大仙市大曲地区で毎年8月第4土曜日に開催される花火大会で、日本三大花火大会のひとつです。

2016年は8月27(土)に開催されます。昼花火が17:30から。夜花火が18:50からです。

大曲の花火は見どころも多く、大変人気がありますので、非常に混雑します。
花火大会当日の周辺のホテルは満室です。また駐車場も少なく、周辺道路も大変渋滞します。花火の見物席を見つけるのも一苦労です。

そこで、特に初めて大曲の花火を見物したい方は、ツアーがおすすめだと思います。

大曲の花火 ツアーをおすすめする理由と、ツアーにはどんなものがあるか、ご紹介します。

スポンサーリンク

大曲の花火 ツアー 2016年は便利なの?

大曲の花火です。

 

大曲の花火を初めて遠くから見に行くのなら、ツアーがおすすめだと思います。

理由は下記のように、大変混雑する花火大会の中で、有料の観客席交通手段宿泊(ホテルまたは車中泊)が確保されているからです。

個人で車で行くよりはお金がかかるかもしれませんし、駐車場は遠いのでバスまで1時間以上も歩く必要などはありますが、ツアーは便利だと思います。ツアーを予約するだけで手間はすんでしまいます。面倒な手配などは一切必要ありません。

大曲の花火の混雑について

大曲の花火が開かれる大曲地区の人口約4万人に対して、観光客は約80万人も押し寄せるので、花火大会会場周辺は想像を絶するほど混雑します。

 

★自動車は?

車で行く場合は、高速道路や一般道が大変渋滞します。市内の駐車場も少ないので駐車場を探すのも大変ですし、遠い場所に止めることになります。

花火大会終了後、駐車場まで歩くのも遠いですし、周辺道路は交通規制が敷かれるため、駐車場から車を出すのに何時間もかかります。また、あまり近くに止めると、車を出せるのがよけい遅くなるので、困ったことになります。夜中の24時過ぎでもまだ渋滞していることがざらです。

 

★鉄道は?

大曲駅は秋田新幹線が停車しますが、新幹線の指定席をとるのが難しいです。1ヶ月前に即完売してしまいます。

大曲駅から花火会場までは通常なら徒歩30分ですが、特に帰りは混雑しているので、それ以上かかります。

大曲駅から臨時列車が何本も出ていますが、駅に着いても行き先毎に列を作り、入場制限があるので、実際に列車に乗れるまで、かなりの時間がかかります。

あまり早い時間の列車の切符をとると、乗り遅れるかもしれません。

 

★ホテルは?

小さな町でもともと宿泊施設も少なく、大仙市はもとより周辺の地区まで花火大会当日は満室です。花火競技大会であるため、観光客ばかりでなく、花火師などの花火関係者も多数宿泊施設を確保しています。ホテルも1年前から予約を受け付けているのです。

ですから一般の観光客が今から周辺のホテルを予約するのはまず無理となっています。

 

★無料観客席は?

もちろん無料の席もありますが、大変な混雑ですし、かなり早い時間から席の確保が必要になってきたりします。

 

★有料の観覧席は?

個人で有料観覧席(桟敷席)を買うことができますが、時期が限定され、抽選販売になります。当選しないと席を確保することができません。

A席(定員6名) 23,000円
C席(定員5名) 15,000円
イス席(定員1名) 3,000円

詳しくはこちら → 個人の桟敷席の予約・抽選について 「大曲の花火」オフィシャルサイト

 

大曲の花火 ツアー 東京発の紹介

大曲の花火 ツアーは東京以外の出発場所もありますが、例として東京発のツアーをご紹介します。

リズナブルに行きたい方は 四季の旅がおすすめ

四季の旅は、宿泊付のものと夜行日帰り(復路車中泊のツアー)があります。

●一番安くすませたいなら、復路車中泊で有料観覧席なし(自由観覧のプラン)が、19,800円 からです。

●有料観覧席付きの方が安心できる場合は、4,000円UPの23,800円からです。

●宿泊付きの場合は、ホテルと2日めの観光もついて 26,800円からです(有料観覧席なしの場合)。ホテルは大曲近辺ではありません。

詳しくはこちら

大曲花火バスツアー|四季の旅
格安の大曲花火ツアー宿泊プラン|四季のバス旅

 

プランが豊富なのは、クラブツーリズム

全国花火大会ツアー・旅行2016|クラブツーリズム

スポンサーリンク

クラブツーリズムは、比較的リズナブルなバスで行くツアーと、列車、新幹線で行くツアーがあります。有料観覧席付きです。プランは豊富で、出発地もいろいろあります。花火以外の観光もさまざまです。

復路夜行の日帰り(ホテルなし): 27,900円から

ホテル宿泊付き:35,900円から

ホテルは盛岡、酒田などで、大曲近辺ではありません。

イチオシのツアーです。

大曲全国花火競技会と男鹿半島周遊【小田原・新横浜駅出発/東京駅乗車可】

新幹線で大曲駅まで行き、昼花火から夜花火まで桟敷席からたっぷり見物(約4時間)できますので、これが一番のおすすめです。52,900円 (東京駅乗車は3,000円引き)(残念ながらキャンセル待ちですが)

 

★JTB

新幹線で行き、ホテルに泊まる1泊2日のツアーです。観覧席つき。2日目は観光付きと、観光なし(フリータイム)の2つがあります。ホテルは秋田や各地の温泉など。大曲近辺ではありません。

料金はホテルによって異なり、54,400円からです。

詳しくは こちら →大曲の花火ツアー(JTB)

 

★阪急交通社

新幹線で行き、ホテルに泊まる2-3日のツアーが複数あります。

有料観覧席付き。温泉に泊まるツアーが多く、ホテルは大曲近辺ではありません。

2日の場合、49,900円からです。観光付きです。

詳しくは こちら → 大曲の花火ツアー(阪急交通社)

ほかにも以下の旅行社が大曲の花火のツアーを扱っていますので、参考にしてくださいね。

 

 びゅう|えきねっと(JR東日本)

 読売旅行

 近畿日本ツーリスト

★ 大曲の花火のツアー の比較サイトです。

格安秋田(東北)ツアー 大曲・花火の検索・比較 – Travel.jp

ツアー選びの際の注意点

ツアーを選ぶ際は次の点にお気をつけください。

● 20:45頃の「大会提供花火」は必ず見物できること。

大会提供花火は大曲の花火のハイライトで、絶対見逃すことができない素晴らしいものです。中には混雑を避けるために、「大会提供花火」の始まる前に席を立たせられるツアーもあるようです。「大会提供花火」が見物できるツアーを選びましょう。

●できれば 17:30からの昼花火も見物できればベターです。

ツアーは花火会場付近までは観光バスで移動する場合がほとんどです。道路の混雑や遠い地点に駐車場があることから到着が遅れ、昼花火は見られないケースも多いです。

夜花火の方が規模は大きいですが、色彩がきれいな昼花火もぜひ見物したいですね。

2015大曲の花火 大会提供花火「あさきゆめみし」です。

大曲の花火 ツアー 新幹線の方がいい?

以上のように、各旅行社が大曲の花火のツアーを企画していますが、バスと新幹線はどちらがいいでしょう?

リズナブルに行きたい場合は、バスツアーですが、余裕がある場合はやはり新幹線で行くツアーがいいですね。渋滞もなく、短時間で到着できます。

ただ、盛岡駅などから観光バスに乗り換えて2-3時間も走って会場に着くツアーも多いです。

できれば大曲駅で降りられるツアーがいいですね。

まとめ

遠くの有名な花火大会を見物するにはけっこうツアーが便利です。

自分で観覧席を予約したり(抽選なのでとれないかも)、新幹線の指定席をとったり(売切れかも)、ホテルを予約したりする手間や、自分で車を運転して渋滞で疲れたりすることを考えれば、お金はかかりますが、そのコストと考えれば納得できるかもしれません。ツアーなら温泉や花火以外の観光も楽しむことができます。

ツアーで行っても混雑することには変わりはありませんが、少しでも楽にゆったりと大曲の花火を見物できればいいですね。

スポンサーリンク