北海道の層雲峡に一人旅してきました。
釧路に用事があり、その前に層雲峡を観光することにしたのです。
東京から層雲峡までの行き方、層雲峡の観光スポット(ビアグリル キャニオン、層雲峡黒岳ロープウェイなど)について旅行記をまとめました。
層雲峡への行き方
層雲峡まではこのように行きました。
自宅→羽田空港→(飛行機:JAL)→旭川空港→(バス)→旭川駅→(バス)→層雲峡
一人旅で運転に不安があるので、レンタカーは借りずに、公共交通機関を利用しました。詳しく説明します。
羽田空港→(飛行機:JAL)→旭川空港
航空券の手配
私はJALカード会員のJALマイレージバンク会員で、いつも公共料金支払いやショッピングにJALカードを使ってマイルを貯めています。飛行機の旅はマイルがあればいつも無料で行かれるので便利です。
今回もマイルを使って無料で旭川に飛ぶことにしました。使うマイルは15,000マイルです。
マイルを使って無料で飛行機に乗れる「特典航空券」の予約は、「搭乗日の2カ月前の同日から、搭乗日4日前まで」できます(もちろん空席があればですが)。
ですから、今回も搭乗予定日の2か月前の朝、座席指定も含め、予約しました。チェックインは、「タッチ&ゴー」です。帰りの飛行機は2か月前より前になってしまいますが、同時に予約することができます。帰りの釧路→羽田便も予約しました。
羽田空港のチェックイン
預ける荷物がない場合は、「タッチ&ゴー」の場合、直接羽田空港の保安検査場に行って端末にJLAカードをかざせば、「ご搭乗案内」が発行され、そのまま入れます。チェックインカウンターに並んだりしなくてよいので便利です。
搭乗口でも同様に端末にJALカードをかざして搭乗します。
予約に使ったJALカードさえ持っていけば飛行機に乗れるので便利でした。
旭川空港に到着
乗った便は JAL551便 東京(羽田) 7:50発 → 旭川 9:25着です。
揺れることもなく、ほぼ時間通り、スムースに到着しました。
着いて感じたこと。さっ寒い! 6月だというのにかかなり寒いです。天気予報で予想してはいたものの、想像以上でした。
持って行った長袖のブラウス、セーター、薄手のコートを全部着こみましたが、まだちょっと寒かったような。。。でもバスに乗ってしまえば大丈夫でしょう。
旭川空港→(バス)→旭川駅
旭川空港ではバス乗り場で2台のバスが待っていました。
バス乗り場1(バス乗り場に向かって左側)は、旭川市内行き。
バス乗り場2(バス乗り場に向かって右側)は、旭山動物園行き。
旭川の観光といえば、なんといっても旭山動物園ですよね。旭川空港から直行便が出ているなんてさすがです。
私はもちろん「旭川市内行き」に乗りました。
旭川空港 9:55 発 → 旭川駅 10:25 着 大人 620円です。
大きな荷物はバスのトランクで預かってくれます。
詳しくはこちら
旭川駅→(バス)→層雲峡
旭川駅前のバスターミナル 7番乗り場から、層雲峡行きのバスに乗りました。シーズン前の平日のためか、空いていました。
旭川駅前
7番乗り場
バスの時刻表
旭川駅前 10:45 発 → 層雲峡 12:35 着 大人 2,100円です。
約2時間かかるバスの旅です。実は旭川から層雲峡まで無料で行かれる方法もあります。
それは、層雲峡のホテルの送迎バスを利用する方法です(こちらのページに後述します→)
それを知っていたのですが、層雲峡にはなるべく早く到着したかったので、お金はかかってもこの路線バスを利用しました。
詳しくはこちら
層雲峡 ビアグリル キャニオンでランチ
層雲峡のバスセンターについたのが、12時半過ぎ。すっかりランチの時間です。
ネットで見つけて評判もいいイタリアン レストランの「ビアグリル キャニオン」に行きたくて、バスセンター(兼観光・宿泊案内所)の女性に場所を聞きました。
層雲峡温泉 ミニ観光マップももらいました。このマップがとても役立ちました。
観光のこともいろいろ尋ねると、「まず荷物をホテルに運んでもらったら」と言って、ホテルに電話してくださいました。ホテルは層雲峡 朝陽亭です。
朝陽亭の方がすぐ車で来てくださって、私のキャスターバッグとリュックを運んでくれました。
バッグひとつになって身軽になり、ビアグリル キャニオン(→こちら)へ。
ビアグリル キャニオンは「黒岳の湯」の建物1階にあります。
店の入り口
メニュー見本
平日だったので、お得なランチメニューがあります。ランチプレートや、パスタランチなど。コーヒー無料です。
私が注文したのは、層雲峡渓谷イタリアンハンバーグランチ(上川産渓谷味豚と牛肉の合挽き肉を使ったハンバーグに特性トマトソースとグラナパダーノチーズ)です。880円
まずスープがきました。ミネストローネ風かな。味は普通です。
ハンバーグセットです。ライスは少なめにしてもらいました。
ハンバーグは厚くてやわらかく、おいしかったです。直径が小さいのでもう1個食べたかったかも(笑)。コーヒーも無料だったのでおかわりしてしまいました。これで880円はとてもお得でした。
店内には欧米人の3人組(男性1人、女性2人)もいました。個人旅行客でしょう。層雲峡は欧米でも有名なのでしょうか?
層雲峡 ロープウェイとリフトで黒岳観光
お腹もいっぱいになったので層雲峡観光スタートです。行くのはもちろん大雪山・層雲峡ロープウェイです。
実は層雲峡は初めてではありません。学生時代の夏、層雲峡ユースホステルに泊まり、ロープウェイ、リフトに乗り継ぎ、そこから黒岳登山もしたことがあるのです。登山のとき、リスにも出会えてかわいかったです。若かったから片道1時間の登山も苦ではありませんでした。
今回も黒岳登山しようかな、とちょっと考えて層雲峡観光協会(→こちら)に電話してみました。
黒岳登山はロープウェイの終点(5合目)からリフトに乗り継ぎ、リフトの終点(7合目)から約1時間で登れます。石がごろごろしている道ですが、普段歩きなれている人ならそれほどむずかしくありません。 ゆっくり登っても1時間半くらいとのことでした。
ただ6月の今の時期は山開き前で雪もあります。スニーカーでは無理でトレッキングシューズ以上でないと無理なようでした。
ということで、あっさり登山は断念してしまいました。もともと登山は好きというわけではなく、今回もトレッキングシューズを履いていくほどの根性はなかったのでした。
※後日ビジターセンターのページを見たら、「雪があり凍結しているので、アイゼンとストックが必要。登山靴では滑落の危険性あり」と書いてありました。やはり登らなくて正解だったようです。
大雪山層雲峡・黒岳ロープウェイの山麓駅
ロープウェイのチケットを買いました。往復1,950円です。20分置きに発車します。
上りの時刻表
黒岳五合目情報が提示してあり、この日は「気温:0℃、風速:8 m/s 、天候:濃霧、視界:Bad」とのこと。雨こそ降っていませんが、「寒くて、濃霧のため何にも見えない」ようでした。
ロープウェイは層雲峡のメインの観光スポットなので、中国語を話す団体がいくつも来ていました。
中国人の爆買いが有名ですが、「中国語を話す団体」は中国本土の人とは限りません。台湾やシンガポールからもたくさんの観光客だ団体で来ているのです。
上に見えるのがロープウェイの山頂駅(黒岳五合目)
ロープウェイから見た景色
下りのロープウェイにあう
山々
上から見た層雲峡温泉街
ロープウェイ山頂 黒岳駅(五合目)(1300m)に到着し、寒いのでビニールレインコートを借りて着ました。
黒岳駅
五合目付近は遊歩道になっています。
まず、200m先のリフト乗り場に行くことにします。
リフト乗り場です(1320m)。ここでリフトのチケットを買います。往復600円。
リフト乗降所
リフトは15分くらい乗ります。雪が残っています。
スタッフの方が作業しています。
黒岳山頂が見えてきました。
もうすぐリフトの終点です。
リフト降り場 黒岳七合目に着きました。(1520m)
七合目展望台です。視界が悪くあまり見えません。
リフト終点にある建物(黒岳ロッジ?)。休憩所がありコーヒーも飲めます。
登山する人はここで名前を書くことになっています。
まわりには雪が残っていて、寒いし、登山はやめにして正解だったかなと確信(笑)してしまいました。
リフト降り場
リフトの下り
山が美しく、本当に感激しました。
リフトを降りてから、黒岳五合目を散策しました。
ガスってはいるものの、残雪の山々がきれいです。
高松台などから見た山々
黒岳山頂まで行かなくても山の景色は素晴らしく、本当に行ってよかったな、と思いました。少しのお金と時間で、都会ではあじわえない体験ができるのです。
癒されます。大雪山はすてきです!
ロープウェイ料金表(下り)・営業時間」
下りのロープウェイ運行時刻
黒岳駅(五合目)内の売店
下りのロープウェイに乗り山麓駅まで降りて、今日の観光はおしまい。
ロープウェイ駅近くの層雲峡神社
ホテルまで歩きます。層雲峡 朝陽亭はちょっと高いところにあります。でも近くです。
ホテルの層雲峡 朝陽亭については次の記事をご参照ください。
→層雲峡 朝陽亭に泊まった感想!部屋、温泉、食事、バス送迎等~層雲峡旅行記(2)