熊本地震があったばかりだし、南海トラフ地震も非常に気になります。
地震だけでなく、台風、大雨もありますよね。
災害はいつ起こるかわかりません。
そんなとき、防災用の非常食を備えておけば、精神的にも安心できます。
災害の時は気が動転して食欲もなくなるもの。そんなときは少しでもおいしいものを食べて元気になりたいですよね。
災害に備えて、おいしい非常食のおすすめをまとめてみました。
非常食 セットでおいしいのはどれ?
非常食は一般的には3日間用意すればいいと言われています。しかし、南海トラフ地震が予想される地域では、被害が広範囲に及ぶことから、政府は7日間の水・食料を準備するよう広報しています。
そこで大事をとって、おいしい7日間の非常食セットをさがしてみました。
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こちらの非常食は 賞味期限が5年です。
1人 X 3食 X 7日 = 21食 + α (おやつや発熱材等)がセットになっています。
肝心の「おいしいかどうか」という点ですが、ぼそぼそして「おいしくない」ことで定評の乾パンは含まれていません。
災害備蓄用のパン、各味のアルファ米、パスタ、各種おかず、各種おやつなどが入っていてバラエティに富んでおり、飽きが来なくておいしそうです。調理に使う量の最低限の水や発熱材もセットされているので、これだけあればひとまず安心かもしれません。
お値段はそこそこしますが、自分であれこれ揃えなくてもよいし、これを買っておけば5年間安心できるので、安心料だと思えば納得できると思いました。管理人も家族分注文してしまいました(マジです)。
肝心のお味は、賞味期限が切れる直前の5年後に食べて確かめるつもりです。
数をしぼった7日間のセットもあります。
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防災 非常食でおいしい食品のおすすめ
賞味期限5年の7日分の非常食セットと水(賞味期限5年または10年)を準備しておけば、とりあえず安心かなと思いますが、セット品は高くつくし、自分が食べたいもので非常食を個々に準備したいという方には、おいしい非常食の例をまとめました。
セット品には含まれていない食品を準備したい方もどうぞお読みください。
水不要、温め不要の非常食
水が不要、熱をかけるのも不要で、そのまま食べられるおいしい非常食をご紹介します。
なお、これらは賞味期限が長くないものが多いので、賞味期限に注意して、期限が切れる前に日常食として食べてしまい、また補充するようにしてくださいね。
★ご飯もの
缶詰めの各種ごはんや、ご飯パックがありますが、そのままではぼそぼそしてかなりまずく、温めて食べるのが基本です。災害時に水やガスが使えないときには、温めるのがむずかしくなります。
●レトルトのおかゆがおすすめです。
おかゆなら水分があるのでぼそぼそすることもありませんし、熱をかけなくて室温のままでも食べられます。
例)
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レトルトおかゆ 4種×5個 計20個 アソート セット ★ レトルト おかゆ レトルト食品 ★白がゆ、五穀がゆ、梅がゆ、玉子がゆ |
★パン
災害備蓄用の缶入りのパンが通販などで買えます。いろいろな味があるので乾パンよりはずっとおいしいです。
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災害備蓄用 パンの缶詰パンカン!(パン2個入)3種類の味×2缶6缶セット★5年保存 100504 |
★バランス栄養食、ビタミン補給等
●カロリーメイト、SOYJOY等:コンパクトで、携帯時にも便利ですし、各種栄養素も含まれているのでおすすめです。
●ウィダーインゼリー等:水分補給にもなりますし、エネルギーや各種栄養素補給に役立ちます。
★シリアル
●コーンフレーク、オートミール、フルグラ等:牛乳をかけなくても栄養があります。
★クラッカー
非常食の代名詞、乾パンはあまりおいしいと言えません。乾パンを食べるには水分も一緒にとらないとダメです。
●リッツ等のクラッカー:食事には甘くないクラッカーがおすすめです。
おやつには甘いビスケットもあるとうれしいです。
★レトルト食品
●カレーやシチュー、牛丼、その他いろいろ:
スーパーに行けばいろいろなレトルト食品があるので、お好きなものをどうぞ。できれば温めなくてもなんとか食べられる味のものがいいですね。
★缶詰
おかずになるお好きな缶詰を揃えましょう。おつまみ系の缶詰もおすすめです。
●魚系(ツナ、サバ、さんま、イワシ等)
●肉系(やきとり、コンビーフ、ソーセージ等)
●野菜系(ひじき、たけのこの煮物、きんぴらごぼう等)
※注意:なるべく缶切りのいらないものにしましょう。災害時は手元に缶切りがないかもしれません。
★野菜
生の野菜は長くもちませんので、せめて野菜ジュースがあれば少しでも野菜が採れます。
●乾燥野菜:フリーズドライの野菜があれば、レトルトおかゆなどにかけて食べられます。
●野菜ジュース
★果物
●フルーツ缶(桃、みかん、パイナップル、フルーツミックス):
生の果物は長期保存ができないので、缶詰がおすすめです(缶切り不要なもの)。ビタミン補給にもなりますし、単調になりがちな災害時の食事に甘いフルーツはうれしいです。
●ドライフルーツ:ミネラルもあり保存にかさばらないのでおすすめです。
★おやつ
災害時に甘いものを食べると、少し元気になれると思います。
特にこどもがいればなおさらです。おやつ類も忘れずに用意しておきましょう。
例)
●チョコレート(高カロリーなのでぜひ)
●オールレーズン
●ビスケット
●ようかん
●ゆであずき
●キャラメル、キャンデー
●ナッツ類
●酢昆布
●おせんべい類
★ビタミン剤
災害時の食事はどうしても野菜不足など栄養が偏りがちですので、総合ビタミン剤もあれば安心です。
水必要、温め必要の非常食
水が使えて、カセットコンロ等で熱源も確保できる場合には、以下の食品も非常食になります。
災害時には温かい食べ物が一番いいですね。
★ご飯もの
●アルファ米
●ご飯パック
●缶詰のご飯
★米など
●米:「米を30kg備蓄しておけば安心」という人もいます。
●もち
★めん類
●カップめん
●インスタントラーメン
●スパゲティ
●乾麺(うどん、そば、そうめん)
★スープ類
●インスタント味噌汁
●インスタントスープ
水も絶対必要~防災用水のおすすめ
「おいしい非常食」ではありませんが、当然水も必要なのでご紹介します。
1人1日につき、飲み水2L、その他で2L、合計4Lの水が必要だそうです(もっと必要という意見も)。
普通のペットボトルの水を賞味期限に注意して定期的に買うのもよいことですが、ついうっかり賞味期限が過ぎてしまうということもよくあります。
そういう方は最初から賞味期限が長い、防災用の水を買っておけば安心です。
これなど、保存期間が5年ですから、一度購入すれば5年間は水の買い足しをしなくてすみます。お値段も普通の水と比べてべらぼうに高いというほどではありませんよ。
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まとめ
おいしい非常食ということで、非常食セットと、単品の非常食をいろいろご紹介しました。
非常食をわざわざ用意するというのはなかなかめんどうかもしれませんが、セット購入なら、約5年ごとに1回ですみます。
単品を自分で購入する場合も、普段の買い物のときに少し多めに買って備蓄し、賞味期限間近のものからどんどん食べていって補充すれば、それほど手間はかかりません。
災害は起こらないことが一番いいのですが、安心のためにも非常食は少しずつでも準備なさってくださいね。