隅田川花火大会は例年7月の最終土曜日となっていますので、2016年の第39回 隅田川花火大会は7月30日(土)の予定です。
(正式な日程発表は、4月中旬頃 こちらからから →第39回 隅田川花火大会 公式ホームページ)
隅田川花火大会は95万人もの人出がある、大人気の花火大会です。
花火大会会場周辺は大変混雑します。よい場所で花火を鑑賞しようと思えば、前日の夜や早朝からの場所取りも当たり前です。また暑い中を人混みの中をずっと歩き続けるのも大変です。
そんな思いをするくらいなら、いっそのこと川から屋形船で花火を鑑賞するのはいかがでしょうか?
花火をずっと近くで見られるのでとても迫力があります。船の中ではおいしいお料理を食べられますし、お酒も飲み放題です。地上よりずっと優雅に花火を鑑賞できますよ。船の中はエアコンも効いていますし、展望デッキは思ったより涼しいです。
大規模な花火大会はそう何度もあるわけではありません。お金はかかりますが、大切な人と屋形船を体験してみるのも、よい思い出になると思います。
隅田川花火大会 屋形船の2016年の予約方法
隅田川花火大会の時に屋形船に乗ろうと思ったら、予約が必要です。
予約方法をまとめてみました。
★屋形船 貸切船と乗合船
屋形船の事業者のことを船宿(ふなやど)といいます。
屋形船には、企業や団体などが1隻丸々貸し切りの貸切船と、家族・カップル・友人などの少人数グループが2名から乗れる乗合船があります。
乗合船は船宿によって毎日運行しているわけではありません。
隅田川花火大会当日も、貸切船と乗合船の両方運航している船宿と、貸切船のみの船宿があります。小グループで乗るときは、予約時に、乗合船があるかどうか確認しましょう。
★隅田川花火大会 屋形船の料金と運航時間
花火大会のときは特別料金となり、船宿によって異なりますが、
一人あたり、32,400円 ~ 40,000円(税込み)位です。
お料理と飲み物(大体飲み放題です)が含まれています。
貸切船と乗合船で一人あたりの料金の差はほとんどありません。
特別料金の主な理由は、通常より運航時間が長いためです。多くの屋形船が出航するため、場所取りに時間がかかり、帰るときも川が混雑するためです。
集合時間が 14-15時位、解散時間が 21:30-23時位となります。長時間ですね。
通常のコースが2-2.5時間位で料金が10,800円位ですから、随分違います。
★隅田川花火大会 屋形船のお料理
花火大会のときは、船の中で火の使用が禁止されています。そのため、通常、屋形船の楽しみのひとつである「船の中で揚げたての天ぷらを食べる」ことはできません。ですからお料理に天ぷらが含まれていても、地上で揚げたものの持ち込みとなります。
松花堂弁当のような弁当形式の船宿も多いです。
★隅田川花火大会 屋形船の2016年の予約受付時期
既に予約や仮予約を受け付けている船宿もありますが、5月のGW明けから予約受付開始の船宿も多いです。
1年前の参加者からの申し込みで、既に予約受付ほとんど終了の船宿もありますので、予定が決まっていたら、できるだけ早めの予約をおすすめします。
★予約方法
○ 個々の船宿に直接予約する方法 と
○ 屋形船東京都協同組合(35の屋形船事業者が加盟)に問い合わせ・予約する方法
(屋形船東京都協同組合 http://www.yakatabune-kumiai.jp/)
○ 旅行会社のツアーを予約する方法
などがあります。
船宿や、屋形船東京都協同組合にはメールでもよいのですが、思い立ったらすぐ電話した方が早いです。予約状況などを教えてくれますし、知りたいことをその場ですぐ聞けます。
隅田川花火大会 屋形船 おすすめの船宿は?
★船宿を選ぶポイント
次のポイントを考慮して船宿を選びましょう。
○乗合船の予約ができること。
個人で乗る場合は、乗合船に乗ることになりますので、団体の貸切船ではなく乗合船の予約ができることを確認しましょう。
○展望デッキ(スカイデッキ)があること。
窓からも見えなくはないですが、ただ船の中の座席に座っているだけでは花火はよく見えません。全員そろってデッキに上がることは無理かもしれませんが、花火をよく見るために、展望デッキがある屋形船の船宿を選びましょう。
○乗船場所、下船場所が便利
船宿によって乗船場所、下船場所が異なります。自分の家からできるだけ便利な場所から乗り降りできる船宿がいいですね。
○座席は掘りごたつ式(またはイス式)が楽
長時間乗るものですから、足を伸ばせない畳式より掘りごたつ式(またはイス式)の方が楽です。
○花火順延・中止の場合の返金条件を確認
隅田川花火大会が荒天等のため、順延や中止になった場合
(1) 順延になった場合、順延された日に運航してくれる船宿
(2) 順延でも中止でも当日限りの契約となり、当日通常の屋形船のコースを実施し、特別料金と通常料金の差額や一定の金額を返金してくれる船宿
等があります。(1)の場合、順延された日に参加できなくても返金はしてもらえません。ご自分の予定と照らし合わせて、納得できる返金条件の船宿にしましょう。
おすすめの船宿
船宿はこのほかにもたくさんありますが、いくつかご紹介します。
★晴海屋
http://www.harumiya.co.jp/
電話 03-3644-1344
仮予約受付中です。花火大会日程が正式決定したら、本予約となります。
料金:38,880円(税込)
掘りごたつ、スカイデッキ付き
★あみ達
http://www.amitatsu.jp/hanabi/index.htm
電話 03-3655-2780
貸切船は予約受付中、乗合船も予約開始されました。お早めのご予約をおすすめします。
乗合船 料金:36,000円(税込)
屋上スカイデッキ付の大型屋形船です。
★船清
http://www.funasei.com/
電話 03-5479-2731
掘りごたつ式(又はイス式)、展望デッキ付き。
残念ながら花火大会の日は貸切船のみ受付です。(料金 32,400円(税込))
でも個人で参加したい方は、JCBトラベルや五島トラベルのツアーに参加すれば乗ることができます。
★濱田屋
http://www.hamadamaru.com/
電話 03-3881-2314
残念ながら昨年の参加者による予約で、すでに予約が埋まっています。
でもキャンセルがある場合があるので、5月GW明け位に問い合わせてください。
料金 34,000円以内
★三浦屋
http://www.funayado-miuraya.co.jp/event/hanabi.html
電話 0120-027-810 03-3866-4041
浅草橋駅から徒歩2分と便利
料金:35,000円
昨年の参加者に予約優先権があり、ほとんど予約は一杯ですが、空きがある場合があるので、4月20日以降に問い合わせてください。
隅田川花火大会 屋形船はツアーでも乗れます
屋形船は旅行社のツアーからでも申し込むことができます。貸切船しか予約受付していない船宿にも、ツアーからなら予約できますよ。
どこの船宿がよいか調べるのも、予約も面倒、ツアーなら楽で安心という方はツアーがおすすめです。
次の旅行社が隅田川花火大会の屋形船のツアーを受付しています。
★ぽけかる倶楽部
○『第一会場花火観覧・屋形船観覧クルーズ』【港区・田町より乗船】
田町より乗船する屋形船で「第一会場」より花火を観覧するツアーです。
料金 42,000円~(乗船代+お食事代+飲み放題+添乗員付)
ほけかる倶楽部では、屋形船ツアーのほかにも下記のような隅田川花火大会のツアーがあります。参考にしてください。
☆屋形船以外のぽけかる倶楽部のツアー
○料亭 懐石「瓢庵」屋上特設観覧席&特製花火御膳と飲み放題プラン ~浅草芸者の芸鑑賞つき~
老舗料亭の屋上特別観覧席で第一会場の花火を間近で観覧するプラン
言問橋際・第一花火打上会場、目の前です。
料金 36,000円~(お座敷遊び+お食事+飲み放題+屋上特設席観覧)
○『言問橋・屋上特設観覧席観賞プラン』(老舗料亭の花火御膳&飲み放題付き)
浅草老舗料亭「瓢庵」隅田川花火大会観覧プラン 特製花火弁当&飲み放題付き
こちらは浅草芸者の芸鑑賞がついていないプランです。
料金 28,000円~(屋上特設観覧席+お食事+飲み放題付き)
○大型クルーズ船で楽しむ花火観賞プラン 花火特製弁当&飲み放題付!
隅田川花火大会!第一・二会場あわせて約20,000発(予定)の花火を観覧できる。
浅草吾妻橋付近・特別水域にて停泊し、2つの会場の花火を同時に楽しめます。
花火前に落語家の公演もあります。
料金 33,000円~(乗船代+お食事+飲み放題+落語家公演+お土産)
○浅草ビューホテル花火特別観覧席<和・洋・中バイキング料理プラン>
浅草ビューホテル26階からゆったり眺める花火と豪華なホテルディナーバイキング!
第一会場と第二会場両方がレストラン特別観覧席から楽しめる! 食事はフリードリンク付き
料金 39,800円~(お食事代+フリードリンク付き+花火観覧席)
★五島トラベル
五島トラベルでも隅田川花火大会の屋形船のツアーがあります。
2016年のツアーはまだ受付していないようですが、2015年は2つの屋形船ツアーのプランがありました。
参考までに、2015年のツアーです。
屋形船のほかに、料亭やレストラン、パーティー船、観覧席、宿泊、クルーズ&ホテルセットプランなどがあります。参考にしてください。
このほかにも以下の旅行社で隅田川花火大会のツアーの設定があります。
★クラブツーリズム
まとめ
隅田川花火大会の、人混みの混雑や暑さを避け、ゆったりと花火鑑賞ができるひとつの方法として、屋形船があります。
長時間の船旅にはなりますが、川から迫力ある花火を鑑賞できるのはお金をかけても価値があるのではないでしょうか?
楽に花火を鑑賞するにはツアーを予約するのも手です。
屋形船ツアーはもちろんのこと、クルーズやレストランや特別の観覧席から花火を見られるツアーもあります。ホテルとの宿泊セットもあります。
お金はかかりますが、それだけの価値はあるかもしれません。
隅田川の花火をたっぷり楽しんでくださいね。