秋になると湿度が下がり、お顔がカサカサしたりしませんか?
そうです。乾燥肌の季節に突入です。

管理人も秋になると、特に口の周りが乾燥して粉吹き状態になってしまい、非常に困っています。

乾燥肌の対策、特にお口周りの乾燥肌の原因・対策についてまとめました。

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乾燥肌 口周りの原因とは?

顔の中でも特に口の周りが乾燥しやすいのはなぜでしょうか? 特に口の周りの乾燥肌について、その原因をまとめました。
 
(1)口の周りは皮膚が薄い

表皮はもともと薄いものですが、口の周りや唇は目元と同じでさらに顔の中でも薄い方です。ですから刺激に弱くなってしまいます。
 
(2)摩擦にさらされやすい

顔の中でも口元は活発で、よく動く場所です。話したり、飲んだり食べたりします。その都度、口元をおさえたり、汚れを拭いたり、口の周りをさわる機会が多いです。そのため摩擦にさらされやすくなり、肌の乾燥を進めてしまうのです。
 
(3)スキンケアの保湿不足

スキンケアのとき、口の周りはあまり重視されにくく、十分保湿されていないことも多いです。
 
★以下は 口の周りに限らない、乾燥肌の一般的な原因です。

(4)食生活の誤りや、栄養不足がある。

角質層のセラミド等や天然保湿成分を十分に保つためには、バランスのよい食生活が必要です。

●次の栄養素が不足している。

・タンパク質
・必須脂肪酸 
・亜鉛
・ビタミン類
 
(5)その他

●部屋が乾燥している。

●睡眠不足になっている。

●ストレスがある

●加齢による

乾燥肌の対策 スキンケアはこうする!

口の周りの乾燥肌を改善する対策は次の通りです。

 
(1) 間違ったスキンケアをやめる

もし次のことをやっていいたら、すぐにやめましょう。

以下のことをすると、角質層が傷ついたり、皮脂や角質層のセラミドなどがとれすぎて、乾燥が悪化します。

※肌に何度もさわったり、こすったりするとしわやシミの原因にもなりやすいです。

●洗顔のときゴシゴシ洗う

ゴシゴシ擦ると、口周りは荒れて乾燥してしまいます。皮膚が薄いので荒れやすいのです。
口紅が落ちにくかったら、専用のリムーバーを使いましょう。クレンジングを使うときも拭き取り式は避け、クリームかゲルタイプにして擦らずに洗いましょう。洗顔料は細かく泡立てて、擦らないように洗います。

●熱いお湯で洗う

洗顔はぬるま湯を使いましょう。高い温度のお湯では皮脂が落ちすぎてしまい、乾燥が進んでしまいます。

●洗顔のときタオルでゴシゴシ拭く

タオルで押さえる程度にしましょう。擦ると摩擦になり、乾燥の原因になります。

●洗顔やクレンジングのしすぎ(洗いすぎ)

・1日に何度も洗顔やクレンジングをするのはNG。

・朝も洗顔剤を使ってしっかり洗うのはNGです。乾燥肌の方は朝はぬるま湯だけで軽く洗顔するだけにしましょう。

●マッサージをする

顔を何度も擦るマッサージはNGです。

●化粧水のパッティング

コットンで何度もパッティングするのもNGです。摩擦により肌を傷つけます。

●クリームやファンデーションをのせるのではなく、塗りこんでいる。

塗りこむことが摩擦になり、角質を傷めます。

●食事中口を拭くときゴシゴシ擦る

ゴシゴシ擦るのはNG。軽く押さえるように拭きます。それでも落ちない汚れは水ですすぐこと。

●美顔器のスチームやミストスプレー式の化粧水(保湿効果が少ないもの)を使う

 かえって肌の乾燥を悪化させてしまいます。

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(2)口の周りをしっかり保湿しましょう

★口元パックをしましょう

口元専用のパックが市販されていますので、それを使ってもいいですし、

>>口元パック(楽天)

ない場合には、次のようにします。

洗顔後、コットンを水で濡らして軽く絞ってから化粧水をたっぷり含ませて、乾燥が気になる口周りの場所に貼ります。パッティングしてはいけません。静かに貼るだけです。時間は3分でOK。

パックのあと、乳液やクリームをつけましょう(擦らずに)。

マルチバームやワセリンを塗って寝ると症状が改善されることがあります。

>>マルチバーム(楽天)
 
★化粧品について

保湿性の高い化粧品はいろいろあるので、肌に合ったものをお使いください。
どの化粧品がよいかわからない場合には、乾燥肌対策のトライアルキットを試してみるのも手です。

例)乾燥肌対策のトライアルキット

こちらは 他のセラミドより保水力が3倍もある、「ヒト型セラミド」が使われているものです。



 
(3)皮膚科を受診する

自分であれこれやってみても、どうしても乾燥肌が改善されないときは、躊躇せず皮膚科を受診しましょう。

症状にあった適切なクリームなどを処方してくれますし、専門家のアドバイスを受けると劇的に改善することもありますよ。

乾燥肌の対策 栄養のとり方

乾燥肌の対策はスキンケアだけではありません。部屋が乾燥しすぎている場合には、部屋の湿度をあげる対策も有効です。

また、栄養も大切です。こちらでは体の内部からの対策、栄養をとる観点から、乾燥肌の対策(口元だけではない)をまとめました。

乾燥肌対策には乾燥肌の原因となる栄養素不足を補うため、以下の栄養素(食品)を摂りましょう。特定の栄養素食品に偏ることなく、バランスのとれた食生活が基本です。

どうしても食品からとりにくい栄養素がある場合には、サプリメントを取り入れるのもよいでしょう。

★乾燥肌対策によい栄養素と、多く含まれている食品

【タンパク質】

良質なタンパク質は、卵、牛乳、大豆、豆腐、納豆、サケ、イワシ、シジミ、牛サーロイン、豚ロース、鶏ムネ肉など

【ビタミンA】 ・皮膚の新陳代謝を促進にするため、美肌効果が期待できる。

◆多く含む食材

レバー、ウナギ、ホテルイカ、ギンダラ、アナゴ、卵、人参、ほうれん草、小松菜、春菊、カボチャ、しその葉、バター、チーズ、など

【ビタミンB】 ・細胞の再生を助け、免疫力を増進 ・皮膚・粘膜の炎症を防ぐ

◆多く含む食材

穀類、豚肉、レバー、うなぎ、卵、大豆、納豆など

【ビタミンC】 ・コラーゲンの生成を促す(乾燥肌を防ぐために必要) ・抗酸化作用

◆多く含む食材

アセロラ、グァバ、パプリカ、レモンなどをはじめとする野菜、果物、など

【ビタミンE】 ・抗酸化作用・血管の健康を保つ・血行の促進し・肌荒れの予防や改善、

◆多く含む食材

植物油、ナッツ油、ゴマ、アーモンド、ナッツ類、大豆、アボガド、ほうれん草、かぼちゃ、卵など

【セラミド】肌の角質層に存在する 細胞間脂質。肌にうるおいを与える。

◆多く含む食材

コンニャク、しらたき、黒豆、小豆、ひじき、ワカメ、ごぼう、そばなど

【α-リノレン酸】

・細胞膜を作る原料になる。セラミドを作る原料となる。

◆多く含む食材

アマニ油・エゴマ油・魚油、など

【亜鉛】

・細胞分裂や新陳代謝,タンパク質の合成,抗酸化,アルコール分解,免疫活性化等の働きがある。

◆多く含む食材

牡蠣、レバー、赤身の肉、卵黄、たらばがに、タラコ、など

まとめ

口の周りの乾燥肌にはいろいろな原因と対策があることがわかりました。

私もけっこう間違ったスキンケアをしていたことに気づいたので、それをあらためて、保湿などをしっかりやっていきたいと思います。

乾燥肌によい食べ物をとることも大切ですね。

乾燥肌対策に少しでもお役に立てば幸いです。

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