この記事は 名古屋から伊勢市駅へ~まわりゃんせを使い倒す! 伊勢・鳥羽・志摩・松阪の旅行記!(2)旅行編 1-2日目の1 からの続きです。
伊勢・鳥羽・志摩・松阪の旅行2日目(まわりゃんせ1日目)は名古屋から
近鉄特急に乗り、伊勢市駅に着きました。
いよいよ観光のスタートです!
本日の目的地は伊勢神宮 外宮・内宮でして、神宮会館に宿泊します。
伊勢神宮は外宮→内宮の順に参拝することになっていますので、
まず伊勢神宮 外宮を参拝します。
伊勢神宮 外宮を参拝する
伊勢市駅から伊勢神宮 外宮まで
伊勢神宮 外宮は近鉄・JRの伊勢市駅から徒歩で行くことができます。
近鉄伊勢市駅からJR伊勢市駅側の出口にまわり、下車しました。
JR伊勢市駅です。ここから出発します。
まず駅のコインロッカーに重い荷物を預けて身軽になりました。
ノートパソコン等を持参していたからです。400円でした。
さてスタートです。外宮までは駅からまっすぐに歩き、500mです。
駅前に鳥居が立っていますね。鳥居をくぐって歩きましょう。
8:10に伊勢市駅に到着したので、まだ駅前の人通りは少ないです。
両側に飲食店等が並ぶ外宮参道を通って、外宮前に着きました。
横断歩道を渡れば外宮です。
樹齢何百年?の大木がむかえてくれました。
伊勢市駅から徒歩約6分で到着です。
伊勢神宮の正式名称は 「神宮」です。天照大御神をお祀りしています。
そして 外宮の正式名称は 豊受大神宮といいます。
豊受大神宮の説明が看板に書いてありました。
衣食住の恵みをお与えくださる産業の守護神なのですね。
毎日朝夕の二度天照大御神に神饌をたてまつるお祭りが
1500年も続いています。
雨でも雪でも台風でもこのお祭りは中止することなく続いているそうです。
すごいですね。
式年遷宮は内宮・外宮とも、20年毎に行われています。
前回 第62回式年遷宮は平成25年10月5日に行われました。
次回の遷宮は令和15年(2033年)になりますね。
外宮の参拝時間は看板の通りです。
早朝5時から入れます。早いです。
外宮の案内図です。
表参道火除橋
表参道火除橋です。
ここから入り、約2時間をかけてゆっくり外宮を参拝しました。
外宮では左側通行になっています。
橋を渡るともうそこは全域が広いパワースポット!
雰囲気が清々しく、心が洗われる空気に満ち満ちています。
手水舎
手水舎 です。
「手水舎が左側にあるので、左側通行になった」と
神宮会館の方がおっしゃっていました。
昔、参拝客がそれほど多くなく混雑していなかったときは
左側通行・右側通行等はなかったそうです。
水が流れています。こちらで手等を清めます。
表参道
檜造の第一鳥居をくぐって 表参道に入ります。
表参道です。
外宮の境内はとても広いです。
樹木に囲まれた玉砂利の表参道を歩くと、本当に心が洗われます。
清々しいです。
手つかずの自然がいっぱいで、木々が生き生きと茂っています。
落ち葉は決して燃やしたりしないそうです(肥料等に使う)。
徹底していますね。
神楽殿
第二鳥居をくぐり、さらに歩くと 神楽殿 があります。
神楽をあげる場所です。
御造営資金受付、御祈祷受付、御朱印受付をしています。
また、御神札授与所でもあり御札や御守を授与していただけます。
私も帰りに御守を一つ授与していただきました。(御守(健康や幸せ) 1,000円)
御守には開運鈴守、厄除御守、学業御守、交通安全御守(大)(小)、安産御守等もあり
全て1,000円でした。
なお、伊勢神宮では おみくじや、願い事を書く絵馬等は扱っていません。
このあたりが普通の神社と違うところですね。
全国の神社の総社としての「神宮」としての姿なのですね。
正宮
さらに歩くと正宮(しょうぐう)に着きます。
正宮です。
外宮の中で最も格式が高い正宮は、豊受大御神がいらっしゃる場所です。
4重の垣根と6つの社殿から成っています。
鳥居の先は撮影禁止です。
鳥居をくぐり、正宮にお参りしました。
正宮は唯一神明造という建築様式です
一般の参拝客は中の垣根内には入れません。
ご祈祷等をお願いしている方は垣根の中の敷地で祈祷をしていただいていました。
多賀宮
外宮内には多賀宮、土宮、風宮という別宮が3つあり、参拝できます。
3つの別宮を参拝しました。
別宮の看板です。
多賀宮へ行く途中の石の階段です。
多賀宮(たがのみや)です。
3つの別宮のうち、最も格式が高いです。
他の2つの別宮には鳥居がありますが、多賀宮には鳥居がありません。
「豊受大御神荒御魂」をお祀りしています。
土宮
土宮(つちのみや)です。
大土乃御祖神(おおつちのみおやのかみ)をお祀りしています。
他の社殿(南向き)と異なり、唯一社殿が東向きです。
風宮
風宮(かぜのみや)です。
風雨を司る級長津彦命、級長戸辺命をお祀りします。
外宮内の道です。
緑が本当にきれいです。
もちろんゴミひとつ落ちてはいません。
御厩
裏参道にある御厩(みうまや)です。
皇室から奉納された神馬を飼育しています。
神馬は見られるときと、見られないときがあり、このときは見られませんでした。
神馬は、毎月1日、11日、21日の8時頃に正宮にお参りします。
笑智号 の場所です。
草音号 の場所です。
次回は神馬にあえると嬉しいです。
火除橋
裏参道をさらに進み、火除橋を渡りました。
手水舎
火除橋の外に手水舎がありました。
タクシー乗り場
タクシー乗り場がありました。
伊勢神宮は外宮→内宮の順に参拝するのがならわしですので
この場所にタクシー乗り場があるのは大変合理的と思います。
料金は次の通りです。
タクシーは数名で乗るならバスと料金も変わらず、便利ですね。
式年遷宮記念 せんぐう館
まだ時間に余裕があったので、せんぐう館も訪れることにしました。
せんぐう館と勾玉池が見える休憩所です。
せんぐう館と勾玉池です。
近くで見たせんぐう館です。
せんぐう館はミュージアムになっており、入場できます。
入館料は大人一般 300円です。
入館料を払って、館内を見学しました。
館内撮影禁止なので写真はなし。
正宮の垣根の向こうにあるので一般の参拝者は見られない、
外宮正殿の原寸大模型 は荘厳で貴重でした。見学してよかったです。
伊勢神宮の映画等もあり、予想以上におもしろかったです。
時間があればぜひ見学をおすすめします。
ちょうど幸いにも勾玉池菖蒲園が開園期間でしたので、
菖蒲をたっぷり鑑賞できました。とても美しかったです。
伊勢神宮 外宮のまとめ
自然に囲まれた、全域パワースポットという広い空間で
外宮の正宮、別宮の多賀宮、土宮、風宮を参拝しました。
平日にもかかわらず参拝客は多いです。
年齢層も広く、文字通り老若男女がいっぱいです。若い人もたくさんいました。
あらためて、伊勢神宮はすごい人気です。
なぜこんなに全国からお伊勢参りに人が集まるのか
私にはわかりませんでした。
私は神道を深く信仰しているとは言い難い人ですが、
お参りして全く違和感がありません。
自然に二礼二拍手一礼をしてしまいます。
神社へのお参りを子供の頃からしてきましたし、日本人として自然な振る舞いでした。
なお、正宮は唯一神明造という建築様式です。
他のお宮も茅葺き、檜造りの茶色系の落ち着いた建物でして、
はでな装飾、はでな色は一切ありません。どちらかといえば地味な印象です。
鈴もありません。
そして神楽殿では、御札やお守りの授受はしてくださいますが
おみくじはありません。願い事を書く絵馬もありません。
ここらへんが全国の神社の総社としての「神宮」としての姿なのですね。
とても心が清められた気持ちになって外宮を後にし、伊勢市駅に戻りました。
外宮バス停
外宮を完全に出て、外宮前にあるバス停に立ち寄りました。
ここから内宮までバスで行くことができます。
乗客が並んでいました。
私はここからバスに乗らず、一旦伊勢市駅まで戻ってコインロッカーから荷物を出し、
伊勢市駅から内宮までバスに乗ることにします。
外宮参道
外宮から伊勢市駅まで約500m続く外宮参道には、レストラン、カフェ
土産物店等が並んでいます。すぐに内宮に向かわずにここでランチや
コーヒータイムをとってもいいですね。
私は内宮のおはらい町に行きたい店があったので、ここでランチはしませんでした。
なお外宮参道の飲食店情報はこちらです→ 外宮参道のレストラン・カフェ
今回のまわりゃんせ
伊勢市駅→伊勢神宮 外宮→伊勢市駅 ではまわりゃんせは利用しませんでした。
金額 0円
伊勢のおみやげ
伊勢のおみやげをご紹介します。
伊勢神宮外宮にも奉納している、創業200余年 伊勢神宮外宮前に暖簾をかける老舗 糀屋の糀プリン
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コシがなくやわらかでふわふわの太麺に、出汁の効いた特製のつゆを絡めていただく伊勢の名物
伊勢うどん
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伊勢神宮 外宮近くのホテル
伊勢神宮 外宮参拝に便利なおすすめのホテルをご紹介します。
●【楽天トラベルアワード2016年より連続受賞施設】伊勢市駅前、全室自家源泉の露天風呂付
伊勢神宮 外宮までは徒歩5分、近鉄JR伊勢市駅から徒歩1分
●伊勢市駅近鉄側改札口より徒歩3分 ■外宮まで徒歩15分 ■無料駐車場あり
●ランキング上位の伊勢のホテル
次は伊勢神宮 内宮に行く予定です。次の記事をどうぞ。
→ 猿田彦神社参拝~まわりゃんせを使い倒す! 伊勢・鳥羽・志摩・松阪の旅行記!(4)旅行編 2日目の3