京都祇園祭は日本三大祭の一つです。
夏の京都の一大風物詩で大変人気があり、関西圏はもちろんのこと、全国から観光客が集まります。
京都祇園祭の観客席や、ホテル、ツアーについてご紹介します。
祇園祭の主な行事
祇園祭は貞観年間(9世紀)より続く京都市東山区の八坂神社(祇園社)の祭礼で、7月1日から1か月間行われる長い祭りです。
祭の行事は八坂神社主催のものと、山鉾町が主催するものに分けられます。
通常「祇園祭」といえば、山鉾町が主催する行事をいうことが多いです。その中でも山鉾行事は重要無形文化財に指定されています。
祇園祭の中でもハイライトとなるのは、なんといっても山鉾行事の前祭(さきまつり)と後祭(あとまつり)です。
その中でも特に有名なのが「山鉾巡行」で、祇園祭といえばまずこのイメージを浮かべる人が多いと思います。
山鉾巡行
【有名な山鉾行事】
★前祭(さきまつり)
「宵山」(よいやま)7月14日~16日 (15日、16日には屋台もでます。)
「山鉾巡行」 7月17日
★後祭(あとまつり)
「宵山」(よいやま)7月21日~23日
「山鉾巡行」 7月24日
【有名な八坂神社主催の神事】
「神輿渡御」 神幸:7月17日・還幸:7月24日
「神輿洗」 7月10日・7月28日
「花傘連合会」が主催する花傘巡行 7月24日
祇園祭 2016年の観覧席(有料)はいつから、どこで買える?
祇園祭の中でも一番のハイライトは「山鉾巡行」です。前祭は7月17日、後祭りは7月24日に行われます。
山鉾巡行はこのように有名で人気があるので、全国から観光客がやってきて大変混雑します。
もちろん無料でも見られますが、特に祇園祭初めての方には、有料の観客席をおすすめします。指定席に座ってゆったりと山鉾巡行を見物できるからです。
★祇園祭 2016年の有料観覧席券の発売日
前祭巡行(7月17日)は、平成28年6月7日(火)より
後祭巡行(7月24日)は、平成28年6月14日(火)より
★有料観覧席券の発売場所
■インターネット:
● 旅の発見ティー・ゲート(会員登録、配送料要)、
http://tabihatsu.jp/
● Walker plus チケット(発券手数料要)
■ローソン・ミニストップ店頭(祇園祭前祭 Lコード:50084・ 祇園祭後祭 Lコード:50085 )
■セブン-イレブン、サークルKサンクス、ぴあ店頭(祇園祭前祭 Pコード:631-671 ・ 祇園祭後祭 Pコード:631-672 )(発券手数料要)
■ファミリーマート店頭(発券手数料要)
■JTB店頭
■近畿日本ツーリスト店頭(一部店舗のぞく)
■日本旅行店頭
■京都市観光協会
■京都総合観光案内所
★料金
1席 3,180円
※ なお、東京にある、京都のアンテナショップ「京都館」のみやこ会(会費500円)に入会すれば、観覧席を安く購入できます。
→ 京都館みやこ会
★覧席券設置場所と巡行(先頭)通過時間
●前祭巡行
御池通の寺町通から新町通の間
午前10時20分頃(寺町御池)~11時25分頃(新町御池)
●後祭巡行
御池通の寺町通から河原町通の間(京都市役所前)
午前10時頃
★山鉾巡行コース
●前祭巡行コース
9:00 四条烏丸 出発
↓
9:00過ぎ 四条通堺町(くじ改め)
↓
9:20頃 四条通麩屋町(しめ縄切り)
↓
9:40 河原町四条 (辻回し)
↓
10:35 河原町御池 (辻回し)
↓
11:25 新町御池
●後祭巡行
9:30 烏丸御池 出発
↓
9:30過ぎ 御池通寺町東入ル(くじ改め)
↓
10:05 河原町御池 (辻回し)
↓
10:40 四条河原町 (辻回し)
↓
11:22 四条烏丸
★有料観覧席券の詳細
2015年のものですが、旅の発見ティー・ゲートの有料観覧席券販売の詳細について、参考にしてください。
→2015年祇園祭 有料観覧席(旅の発見ティー・ゲート)
★お問い合わせ
祇園祭 有料観覧席のご案内 | 京都市観光協会
TEL:075-213-1717
なお、有料観覧席は非常に人気があり、発売日当日の売り切れも予想されます。発売開始日にできるだけ早く購入されることをおすすめします。旅の発見ティー・ゲートなどは会員登録が必要なので、前もって会員登録を済ませておきましょう。
前祭よりは後祭の方が観覧席券をとりやすいかもしれません。
祇園祭 2016年のとき、泊まれるホテルはどこ?
祇園祭のハイライトは何といっても山鉾巡行とその前夜祭である宵山です。
そこで、前祭の場合は、7月14日~16日の宵山のうち、16日の宵山を見て宿泊し、翌日17日の山鉾巡行を見物するというのがベストプランになります。
前祭の見物をしたい方に、7月16日に泊まれるホテルはこちらです。山鉾巡行の場所付近のホテルは16日はほとんど満室となっていますので、今すぐの予約をおすすめします。
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満室の場合はこちら
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後祭の場合は、7月21日~23日の宵山のうち、23日の宵山を見て宿泊し、翌日24日の山鉾巡行を見物するというのがベストプランになります。
7月23日に泊まれるホテルはこちらです。16日よりは予約をとりやすいと思いますが、できるだけ早くの申し込みをおすすめします。
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祇園祭 2016年のツアーのご紹介
祇園祭に行きたいけれど、ホテルが満室で予約できなかったり、自分でいろいろ予約・手配するのはめんどう、という方には、祇園祭のツアーがおすすめです。
宿泊場所は京都ではないツアーも多いようですが、京都のホテルに泊まるツアーもあります。交通手段がついていますし、祇園祭以外の観光もついていますので、手軽に祇園祭に行くことができますよ。
以下のリンクをご参照くださいね。
まとめ
京都祇園祭は日本三大祭のひとつというだけあって、特に山鉾巡行は大変すばらしいものです。一度は見たいお祭りですね。毎年見に行っている人もいます。
混雑するお祭りで少しでも楽に見るために、有料観覧席はおすすめです。
京都は朝からでもとても暑いので、観覧席でも、そうでなくても暑さ対策は必須です。帽子、扇子、冷たい飲み物、ネッククーラー、熱さまシート、首掛け扇風機などを用意して、祇園祭をたっぷり楽しんでくださいね。
写真:京都フリー写真素材より